應岳和尚の今日このごろ 27


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2020年6月10日(水)
知り合いの和尚の動画
2020年6月10日(水)
バッテリー交換


もう、20年くらい乗っている車のバッテリーが終わりました。
Amazonで購入。
取り外しの方法をググり自分で交換しました。
ディラーの半額以下でできますよ!

自粛期間中、押し入れの片付けをしました。
50年以上前の使えないものと使わないものを整理しました。
すごい量のゴミです。
燃えるものは焼却し、プラスティックと紙ゴミを分類して出しました。
台所のタイルの目地を補修材で白く塗り直しました。
これは誰も気づいてないみたいです。
あちこち片付けると、お約束のゴキブリ登場。
アースワンプッシュで対応。
欠けた三宝印も注文しました。
境内の草引きは最近してません。
副住職が頑張ってくれてます。

今月6月も坐禅会を開催します。
東京中央線の満員電車を思えば
なにわ寺坐禅会も・・・。

世の中コロナ以前と変わりましたね。
前と同じ生き方しかできない方も見受けられます。
時人を待たず。
どんどん世界は変わってるんですよ。
押入れのゴミみたいに50年前と同じことをしていては
取り残されます。
これも、同調圧力の一部なのかもしれませんね。
みんなそうしてるから・・・。
あなたが以前のようにするから相手が合わせてくれてるんですよ。
仕方なくね。
気がついてほしいと思いながら相手をしてます。
なーんて、自分もそうだったりして!?
2020年5月14日(木)
坐禅会 行います


漸く坐禅会を行うことができます。
単も離して設定します。
単というのは席のことですね。
告知が間に合えば良いのですが・・・。
常連の皆様、お待たせ致しました。
5月17日(日)午前7時半より坐禅会を行います。
2020年4月8日(水)
四月の坐禅会は中止といたします


昨日、総理大臣が緊急事態宣言を発令しました。


今月の坐禅会を休会と致します。


大阪仏教テレホン相談室も、お休みにしました。

会長に相談し、事務局から通知しました。


なにもかも、止まりました。

日本人の同調圧力で、この難局を乗り越えるべし。

寺で一人 じっとしてるのは日常ですので・・・。

2020年3月30日(月)
花祭りコンサート 中止 致します


諸般の状況を鑑み、花祭りコンサートは無期延期と致します。


彼岸法要も中止。

集まりが尽く中止になりました。


早く終息することを祈ります。

2020年3月11日(水)
井上道義さんのブログ


本日、彼岸法要を参詣者無しにて開催すると檀家さんに通知しました。
残念ながら、仕方がありません。
ネットで指揮者の井上道義さんが良いこと書かれていたのでアップします。
長文ですが興味がある方はお読み下さい。

花祭りの開催も、危うくなっております。
案内状は出しておりません。
来月か再来月か?



なんと!!
最後の砦と思っていた「皆様のNHK」のオーチャード定期(主催文化村)が
公演中止になった。
N響は、パーヴォヤルビとヨーロッパ9公演を大をつけるに足る成功のうちに
(批評を見ました)終え、帰国後の疲れもとれて(今はかなり若いオケです)
意気軒昂な皆と、やはり旬のピアニスト松田華音さん「実際どうなのか!?」
というクラシックファンの期待と共に、去年のベトナムでの思い出深い
あの四番を本格的なホールで完成形としてお届けできると・・・・・
信じ・・・・・・・・・
楽譜にもう一回新しく手を入れ、アンコールには篤姫のテーマで!熱く!
と胸躍らせていた~~~。
が、こんなジジイ混濁タ~の個人的な気持ちなんぞは、どーーーーでも良い。

それより

世界に恐怖?をもたらしている?コロナについて書く。
ここで書くことは皆、私の責任です。家族にも責任はありません。
私の長年の世界観の反映でもあります。

アジアでの大きな出来事になりそうだとの予想はしたが、グローバルに、
タイミング悪く石油価格問題も出てきて、大きなうねり津波のごとく、
想定外です。しかし、この新型?ヴィールスへの世界中の各文明国の対応は、
何故ここまで異常なのか? 
目の前の100人にそっぽ向かれても、「こうだ」と言い張る役目の指揮者・・・
それも鬼才奇才ダサイ、井上目線なのでしょうか?

でも冷静に、合理的に、考えて欲しい。

ヴィールスVSホモサピエンスの戦いで人類が勝てると思うのは大した思い上がりだ。
既に多くのヴィールスは今も全ての人の何処かに密かに棲んでいて善いのも悪いのも、
常に少しずつ変化しながら生まれたり死んだりしている。
「突然変異」と恐ろしげな響きのそれも実は常にどこか起こっている。
短ければ3ヶ月長ければモグラ叩きのように、世界中のあちらこちらで、
出たり入ったりだ。浮世に「新しい」ヴィールスなんか一つもないのだ。
本質的に何もないところからは、人間はもとより、生物も新しい生き物を
産むことは出来ないのだ。新しく見える、新しく感じられるものだけが、
目の前に現れたときにそれを「新しい」と呼ぶに過ぎない!
それが可能なのは「神」のみと人類はとうの昔から知っている。
新種!と誰かが発見したとして、それが学術書の端っこに書き加えられたと
しても、それは見つけられなかっただけ、で既に多分何万年前からそっと
存在していたに違いないのだ。
そんな新型コロナウイルスは以前から存在ていた物が別の形に変化(変異)した
にすぎないのだろう。
シンガタコロナ族をある時点で水際で、人類の生活に不当に?侵入するのを止めても、
何ヶ月か後には地球上あちらこちらに、間違いなく侵入するだろう。
とっくに負けている。負け戦なのだ。いえ、昔、記録のない場所、時代に、
既に存在していたヴィールス様なのだ。
今の世界の人類の心の中は、
負け戦と分かっていながら、連合国側の理不尽さに絶えられなくなり、
「短期決戦でなんとか閉塞状況を破ろう」とした1941年当時の人の
心理状態に近くないか?
むろん誰だって、肺炎で苦しんで死にたくはない。
しかし、死というものは苦しみの後に、用意されている事が残念ながら多いのだ。

冷静になって考えて欲しい

今も他種のインフルエンザでアメリカでは年間15000人が亡くなり2017年には
65000人程が亡くなっている。その翌年、日本でも2018年に3325人が
インフルエンザで亡くなっている、(タミフルとかあるのにだ。肺炎で亡くなった人
はカウントされてないとのことだ)
それなのにアメリカンフットボールの大会を、中止にしたか?
野球の開幕を遅らせ、相撲を無観客で行ったか?国境ヴィザ閉鎖をしたか?移動禁止にしたか?

この事実を前にもう少し冷静になって欲しい

中国で広がったから皆ここまで何となく恐れているのか?明らかな偏見ではないだろうか?
この辺も皆さん冷静になって考えていただきたい。

日本では毎年1500人ほどがお風呂場で亡くなっている。
ではお風呂に入らないか?
気をつけて入りましょう!だ。お年寄りの場合だれかが時々見回ったりする。

3000人ほどが交通事故で亡くなっている。
では人が多い街では運転はやめろと言うか?出歩くなと言うか?
「気をつけて行ってらっしゃい」と言う。万一に備えて保険をかける。
そして、そのために民間も公的機関も猛烈に資本投下をして事故を防ごうとしている。

百年前のスペイン風邪の大流行は米軍兵士が伝播する結果になったとも言われているが、
あのとき世界は戦争と共に第一回目の「グローバリゼーション」の時代に入ったと言える。
今は飛行機で瞬時に廉価に世界のどこにでも行ける「善い」時代なのかもしれない。
しかし、錦市場、近江町市場等は立ち食いロードになり、全ての観光の「穴場」は、
インスタ?映えという視点で服を脱がされ、人々の罪のない?好奇の目にさらされ、
芋を洗うのに良い泉?になる。

教会は祈る場所でなくなり、建築を愛で、所蔵品を観る、何よりも行ったことを自慢する
ホット「スポット」に変異してしまった。
個性ある?生活をしていたその地方での普通の生活は、過去を売るための舞台装置にしか
すぎなくなり、アフリカで、スリランカ製の木のフォークを買ってしまうかもしれない
それが善くも悪くも「グローバルな時代」いえ、さらに、旅と言う行為全体が、
「手の中で見られる景色」「物語」を確認するだけの行為になり、危険回避の引き換えに
何も「発見」がない、知らないものに出会う、事件!は・・・存在しなくなって久しい。

最近では多分皆が憶えている、
「エベレスト登山中登山道が渋滞で凍死・・・滑落」してしまったという、
なんとも絶望的な事件が象徴的だ。

この調子では近い将来、自分の寿命を遺伝子情報から知り、赤ん坊時代に、
将来どんな仕事が向いているか、見分け、それに見合った勉強をするとか・・・・・
「便利で、善い、安心な」明るい時代!になるのだ。          糞食らえ!

疑問はつきないので結論に入る。
すべて人間の移動が簡単になった事と、写真、動画などが簡単に飛び交うように
なった現実の避けられない結果なのだ。

とまれ、これからどうするかだ!ほとぼりが冷めるまで待つのか?

我が国の伝統文化は、宗教の影響かもしれぬが、誇れる点が

利他主義    のはずだ。

少なくとも表向きだけでも長くそれでやってきている。 
「皆様のNHK」の配下にあるN響は当然お客さんが・・・・
何も受信料を払う人々だけではない。世界の人々に日本の今を音楽の形で
体験出来る団体として、すでに相当知られている・・・
お客さんが聴きたいならば、万難を排して持てる能力全てでもって、
古今の名作、実験的冒険的作品、難曲、に果敢に向き合い届けて居ると思う。
特にこの20年間の人間力の向上は目覚ましい。
小澤事件のようなことは鎖国時代に起こったと思える程だ。

3月14日やるはずだったコンサート・・・・やめる合理性がわからん。

生のコンサートは、かけがえのない!

多くのメディアでの代理体験が持てる「良い時代」であっても、何かが目の前で
起こる!事こそが音楽体験の中心であるはずだ。
あの広いオーチャード(果樹園)と言う名の天井の高い、のびのびとした空間で
ヴィールスがうつる??、鼻風邪もうつる、花粉症だって服から服へ移る、
A型C型インフルエンザだって、うつるのだ。
・・・・あの恐ろしいシンガタコロナだけが特別にうつる!!可能性?
煽らないで下さい。
情報というのは悪いニュースが良いニュースより常に強いのだから。
テレビ番組は、ウイルスの移動「可能性」を盾にあらゆる集会の禁止を暗に勧める
・・・テレビ局内の混雑した環境の中から!皆で我慢しようとも。

「責任ある行動を」と、政府役人は要請をするだろう。「役目」なのだから。。

指揮者と同じで一段高い台上から「要請をする、役目」指揮者はトスカニーニで
あっても決して強制は出来ない。要求、要請、アイディア、方向性、ビジョン
等を噛み砕き、自分の中の引き出しと相談して音にするのが
オーケストラのメンバー(国民)
そして指揮者を選ぶのは長い眼で見れば、なんだかんだ言っても結局は
メンバー(国民)なのだ。
(クルレンティスは違う?いえいえ彼の仲間に入らない自由はだれでも常にある)

何かあったらドウスルンダ!セキニンドウトルキダ!と煽る人が居る。
「気をつけて!あそこの道では風の日に、木が倒れた、看板が飛んできた、から!」
と注意した後、そう言われて歩きだした人がその道で、鳩が飛ばした糞が眼に入り、
気を取られてつまずいて転び頭を打って死んだとしても、鳩は全部殺せない。
「ゴーグルを付けて歩け」というか?そうならないよう人の命や健康に責任があるから
責任があるから「あなた!人の居る場所は避けて家の中に居ろ」というのか?
話が飛躍してしまった。これで説得力がなくなった。
俺も冷静でなくなり、合理的でない情緒に流れてきたのだ。

冷静に受け取って欲しい。

そう、今、緊急避難措置で子供も我慢大人も我慢お年寄りも我慢しているんだから
音楽会も映画も演劇も今我慢しても芸術が死ぬわけでないから一緒に我慢・・・・
これが国民の義務という意見には全く与しない。そもそも日本だけでなく多くの
「文明国」で人が誰かを排他的に差別し始めた。気をつけよう!気をつけよう!
イタリアの高校の先生の言葉を読んで欲しい。
そんな未知なるものへの度を超した恐怖からであっても
【人が消極的になる事を不況になるという】。
恐怖から今、ニューヨークダウまで大きく動いている。時代の変わり目なのだろう。
この動きの中で儲ける人、失う人も多いだろう。

世が少しでも良い方向に向かうように皆で知恵を集めたい。合理的に!
来月のあらゆるオーケストラの定期公演、あらゆるくっつき合わない種類の
コンサート、集会、学びの場、等の息の根を止めることは、正気な人間の
することではない。戦争の種を蒔くに等しいかもしれない。冷静に!
このヴィールスにも寿命があるはずだ。

2020年3月5日(木)
昭和31年の産経新聞

大阪夏の夜ばなし
茜染野中野隠井

(あかねぞめのなかのこもりい)

昭和31年8月12日の産経新聞の記事です。

難波寺のことが書かれています。

当時の寂れた寺のことが書かれています。

興味を持っていただけたら拡大して御覧下さい。

このことは歌舞伎の演目にもなってい、先代の片岡仁左衛門が難波寺を訪れたことがあります。その時も新聞に載りましたが見つかりません。

茜染は長唄にもなっていると、長唄のおっしょさんをなさってた檀家さんからお聞きしました。ネットにも出ています。

こんなことは先代も亡くなり知ってるの私だけになったので、ぼちぼちUPしてます。


2020年3月3日(火)
花祭り案内状


3月になり花祭りコンサートの案内状を作りました
件のウイルス騒ぎで開催が心配ですが
まだ、一月以上あるので郵送することにします

ご覧の通り、30年目になります
毎年続けてたらこんなに長命なコンサートになりました
いつも来てくださる観客の皆様のお陰です
ありがたいことです
2020年2月24日(月)
大正13年 移転


これは昔の新聞記事です。

近鉄本社・上六駅建設のため、移転となった難波寺の記事です。


取壊された大阪第一の

古刹難波寺

聖武帝の勅額があり

梅の由兵衛の墓もある


市電高津線が延長されるにつき大軌停留所移転のため取り払われることになった、大地蔵のある源正寺のことは、過日の紙上に記しておいたが、源正寺以上に取り払われるのを、惜しがられている古刹が猶外に一軒ある。

これは、源正寺の北横手を東に突き当たったところの、月江山難波寺という小さな寺だが、古いことにかけては大阪第一。


石山の本願寺も未だ当地に無かった頃よりの程だからかかる古刹を何故保存記念物にしないかと四十五年前市会で問題になったくらい。昔は俗に野中の観音さまといって

野の中にポツンと堂が建ち、なかなか趣のあった処だが、今日では平素あまり訪うものもない。全体同地は仁徳天皇の宮跡で、いま元高津の宮なる神社が建てられてあるところも、以前は同時の境内だったのだ。

当寺には聖武天皇の(月江山)と御染筆ありし勅額が保存され

一時頽廃に帰したのを市会副議長の植村次郎さん即ち南区の植村次郎兵衛さんが、明治四十二年資を投じて再建し、当時の南区長紫安新九郎が文を書いた記念碑もたてられてある。

外に大阪書家の筆法を一新せしめた、上野梅鳩の島田江公路の碑などもあり、九月の◯西園◯を賑わした、梅の由兵衛ーその実梅渋由兵衛ーの墓 あるから、考古家は鶴嘴の音せぬうち、訪うて一見するが好い。


以上の内容です。

原本の新聞は手元にありますが、読みにくいところもあります。

大正13年10月1日水曜日 大阪日日新聞の記事でした。

これ読んだら、四天王寺さん、怒りはるやろな!?


2020年2月22日(土)
大阪の古地図 難波寺が出てます


再度、UPします。
中央に難波寺が出ています。
四天王寺の左上です。
仁徳天皇皇居が側にあります。

pdfのファイルをUP仕様としましたが拒否されました。
著作権の関係なのかな?

拡大して見れる方は試して下さい。
2020年2月6日(木)
苦しみ


フロイトは無意識を説く。

ユングは集合的無意識。

アドラーは人間関係が苦しみの原因だとした。


釈迦は四苦八苦と説いた。

四苦は生老病死。

八苦は愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦。生きとし生けるものは、この四苦八苦から逃れることはできない。


西洋の学説は分析理解に重きをおいてるように見える。

フロイトもユングも精神を病んでいた。

苦しみから逃れるために、自分の心を分析理解しようとした。

ユングは統合失調症。かなり重症だったと伝えらている。

アドラーの理論で心が分かったような気にはなる。

でも、苦しみから逃れられたか?


この世は苦界。死ぬことを前提とした人生。

そうか、皆同じなんだ。人生は苦しいんだ。

そう思えば、野に咲く花を見ても、空の青さを見ても、鳥のさえずりを聴いても、小さな幸せを見つけられるんじゃないかな。

無いものを探すから迷う。

今有るものに気づけば楽になれるのにな。


心と名付けたものは、言葉より先にあったんじゃないでしょうか?

心は、コロコロ。

一っ所にはじっとしてませんよ。

分析も、理解もできない。

無意識を説く。


ユングは集合的無意識。


アドラーは人間関係が苦しみの原因だとした。




釈迦は四苦八苦と説いた。


四苦は生老病死。


八苦は愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦。生きとし生けるものは、この四苦八苦から逃れることはできない。




西洋の学説は分析理解に重きをおいてるように見える。


フロイトもユングも精神を病んでいた。


苦しみから逃れるために、自分の心を分析理解しようとした。


ユングは統合失調症。かなり重症だったと伝えらている。


アドラーの理論で心が分かったような気にはなる。


でも、苦しみから逃れられたか?




この世は苦界。死ぬことを前提とした人生。


そうか、皆同じなんだ。人生は苦しいんだ。


そう思えば、野に咲く花を見ても、空の青さを見ても、鳥のさえずりを聴いても、小さな幸せを見つけられるんじゃないかな。


無いものを探すから迷う。


今有るものに気づけば楽になれるのにな。




心と名付けたものは、言葉より先にあったんじゃないでしょうか?


心は、コロコロ。


一っ所にはじっとしてませんよ。


分析も、理解もできない。

言詮不及。

いくら言葉を尽くしても説明などできません。

何故とか、どうしてとか、どうすればとか。

しんどいだけでしょう。

ぼーっとしましょうよ。


2020年1月28日(火)
Do not stand at my grave and weep



私は1000の風になって

吹きぬけていきます
朝の静けさのなかで
あなたが目ざめるとき
私はすばやい流れとなって
駆けあがり
鳥たちを
空でくるくる舞わせています
夜は星となり
私はそっと光っています
どうか、その墓石の前で
泣かないでください
私はそこにはいません
私は死んでないのです


京都大学の河合隼雄先生の訳です
2020年1月7日(火)
迷子


1月7日午後
二七日のお勤めに初めて伺う檀家さん宅へ。
私の乗ってる車の純正カーナビは住所を入れても探してくれません。
大体の住所だと港湾の倉庫になりました。
iPadでナビることにしました。
無事、団地に着き、ゲートの係の人にカードを発行してもらい入場。
ここまでは良かった。
これで行けると思い、団地の建物の番号で確認。
33号棟X階のXXX号室のインターホンを押します。
「難波寺です」
「は〜?」
「お寺です。二七日に参りました」
「・・・」
「こちらNさんではないですか?」
「違いますけど」
!!!
1階のロビーに戻り確認。
???
件の檀家さんに電話。
「ピンクの建物ですよね?」
「いえ、白い建物です」

ゲートから入った団地は巨大でした。
33号棟が2つありました。

車に戻り、カーナビで再確認。
なんとか40分遅れで到着。
本当に申し訳なかった!

団地のそばに咲洲庁舎。
思えば遠くに来たもんだ。

2019年12月20日(金)
松陰軒 墨跡


時々、松蔭軒老師の墨跡をネットで検索します。
たまたま見つけた軸もの、値段と見かけが良かったので購入しました。
修行時代の老師です。林恵鏡老師。
隠侍を勤めお側にいました。
老師と二人で武田尾温泉に泊まったことがあったな。
もう50年前だな。

懐かしい字です。
思い出します。
良い御縁でした

2019年12月20日(金)
孤独


孤独を感じる時。


高校に入学した時、中学ではまあまあだと思ってたのが、下の方だと分かった。

ラッパズボンを止め、周りと同じようにしてた。

いくら勉強しても、学内50番代のテストの結果表にはのらなかった。

一度だけ、生物のテストで50番代に入り、とても嬉しかったのを覚えている。

1年のときの友達はできなかった。

2年は男子クラスだったので全員友達。

その流れで、3年はクラスがまとまっていたように感じた。


大学の1年の時に、早稲田の全学連が仲間になれとやってきた。

授業料値上げ反対の団体交渉をしていたが、クラリネットの原田さんが追い返してくれた。同期の仲間の中には、国会へのデモに参加したものもいた。

音大は男1:女10 の割合でした。

ピアノ科、声楽家、弦楽器はほとんど女性。

男が大半の金管楽器は親戚づきあい。

地方から上京した学生が大半で、東京出身のものはわずか。

私は1年の頃、寂しくて友人のアパートを泊まり歩いた。

トランペットの同期は、鳥取・広島・兵庫など。東京も芸大崩れが一人。


花大に編入したした時、4歳年下の学生達と同じ禅塾に入り2年生活した。

この時は、同年齢の人が5人いて、その人達とつるんでいた。


いつも仲間が周りにいた。

修行時代の仲間は、その典型。


テレビ番組で、京都大学に入った1年生が、半年たってセクトに入っているという番組を見た。学校に入ると仲間が欲しくなる。


エリート意識を持ってた人は、新しい学校で自分が下の方だと感じた時、劣等感に苛まれる。そこで受け入れてくれた集団に入ってしまう。

セクトでもカルトでも。なんでもいいから自分が所属してると思う集団の一員になりたい。そこが正しいか間違っているかは関係無しで。


変化を恐れず今の自分を俯瞰してみる。

なぜ自分はこんな感情になっているんだ?


アドラーの言うように、人の悩みは全て人間関係にある。

徹底孤独を求め、山の中や、無人島にいけば人間関係に悩むことはない。

承認欲求や自己顕示欲からも開放される。

その孤独に耐えることができるなら。


良いことは悪いことと対になっている。

紙に裏表があるように。

生まれれば死ななければならない。

自分で納得しなければ解決しない。


西原さんがおっしゃるように、駅前でうんこ垂らして寝ないと分からない。

どんなに近しいい人でも、救うことはできない。

自分で気がつくまで、そばにいるしかない。

2019年12月5日(木)
エントロピーの法則


2007年「生物と無生物のあいだ」という本を読み

表題の言葉を知りました。


正しくは「エントロピー増大則」


形のあるものは破壊に向かって進む。

仏教でいう、「諸行無常」

「川の水は絶えずしてしかも元の水にあらず」

ロゴスはカオスに向かっている。

いくら量子物理学が発展しようが、最終的には破綻している。

1+1=2 という前提で理科系の理論は前進している。

まあ、2進法もあるが。

宇宙は神が創造したものだから理路整然とあるはずだ。

すべての現象は、論理的に分析できるはずだ。

とか、西洋文化は発展した。

E=MC2 

相対性理論により時間も変動する証明をした。

紐理論も古くなった。


いくら理屈をこねくり回しても、切りがない。

湯川博士が中性子理論を発見したのも、般若心経からだという。


私達の身体も、細胞が老化し壊れていくから新しい細胞が生まれ生命が維持されている。

壊れない細胞のことを ガン という。


最近気がついた。

エントロピー増大則は、命にも当てはまるんだ!

2019年11月17日(日)
静岡 寶泰寺




11月15日~16日 静岡に行っておりました。
修行道場の先輩の寶泰寺藤原東演さんのところです。
静岡駅前の寶泰寺さん。
素晴らしい本堂を新築されました。
総欅だそうです。
天井がとても高いのが印象的。
100人くらいの和尚さん達が集い
お祝いのお勤め
落慶法要を行いました。
僧堂の仲間たちも集まり
楽しい二日間でした。
2019年11月10日(日)
生きてる


もう15年前。

ツトム・ヤマシタとのコラボ。

供音会(くおんえ)

法堂で山内の和尚と山下さんで音楽とお経の共演をしました。


リハーサルで、霊雲の老師を乗せて京北町まで行きました。

テレビでも放映されましたね。


あっという間に15年。


生きてるだけで丸儲け。

さんまが言ってました。

オリジナルは誰か知りません。


死ぬこと以外かすり傷。

これは本の題名。幻冬舎の編集の方の本。

これも遡ればアメリカの本から。


みな似たようなことを言ってます。

そうですよね。

生きてる以上のことはプレゼントですよね。

いまある。

ここにいる。


こんな有り難いことはないと得心すれば楽になれます。

2019年10月25日(金)
お手洗いの修理




書院後ろのお手洗いの便座が古くなりタールがつくようになりました。

AmazonでPanasonicの便座を購入。本日、到着。

youtubeで予習。

約1時間で完了。

綺麗になりました。

気持ち良いです!

2019年10月23日(水)
桁外れの法要


今日、箕面の寒山寺で斎会がありました。

斎会というのは和尚さんの法事のこと。


檀信徒の方70名。和尚さん約100名!

これだけの規模の行事をできる寺はここだけ。


前日、宿忌といわれる前日のお勤めの後、打ち合わせとリハーサル。

ホテルに移動して、90名で夕食をいただく。


当日、朝9時茶礼。当日の確認。

10時から和尚さんたちをお迎え。


11時から写真の法要。

奥に写ってる和尚さん達はギュウギュウです。

さすがの寒山寺も、キャパ一杯でした。


私は、知客寮という監督役を仰せつかりました。

特に優れた格の高い和尚さんを大方といい、特別な扱いをさせて頂きます。

12時過ぎに法要終了。引き続き精進料理を召し上がって頂きます。

私、約90人の方に御酌して廻りました。

お食事終了。

タクシーバスでお見送り。


お客様方がお帰りになってから、私達の昼食。

30名くらいの和尚。

約1時間で解散。


16時に帰り着きました。

着物を脱ぐとお腹の廻りが赤くなってました。

汗疹でした。

今日は暑かった。


主催の寺族の皆さんは、お疲れになったと思います。

このような行事ごとは、支度八割 といわれ用意が大変。

何ヶ月も前から打ち合わせの会議を重ね、準備が大変です。


始まってみると、あっという間に終わります。


さあ次は、高校OBOGブラスの本番が今月27日午後2時 松原市文化会館で行われます。

これも何ヶ月も前から練習してます。

さあ、次だ!